私たち商業科で始めたNetCommonsの中で,創立100周年を記念してこれから本校の卒業生にインタビューをしていき,それをブログに掲載することを計画しました。

第1回目は,本校同窓会会長 庄田 孝 氏へのインタビューです。
インタビュアーは商業科3年 木村聖也が担当しました。
わずかな時間ではありましたが,貴重なお話を伺うことができました。
木 村:庄田会長にとって本校の良さは何ですか。
庄田氏:まず,本校の情景です。中原中也の「帰郷」という詩の中に,
「これが私の故里(ふるさと)だ さやかに風も吹いてゐる」
という一節があります。本校はまさに私にとってのふるさとです。
龍ケ峰に立ち,学校に吹く風のにおい,ヒマラヤ杉の木のたたずまい,
そういった情景がとても素晴らしく,総合的によいと思います。
また,本校をご卒業された方の多くがこの龍ヶ崎を支えていらっしゃいます。
そういった本校の伝統もまた,本校にとっての良さであると思います。
商業科で学んでいるということですが,商業は物づくりにはじまる全ての原点です。
生活に関わる「品質」,「コスト管理」などを簿記などの科目から学んで,卒業後
に生かしていってほしいですね。
木 村:ありがとうございます。在校生へのメッセージをお願いします。
庄田氏:まず目標を持つことです。目標を持ったなら,その目標の実現に向けてある程度突き詰めていってほしいと思います。
突き詰めていけば,間違いなく目標は実現すると思います。
木 村:本日はお忙しい中大変貴重なお話をありがとうございました。
