校長挨拶 - 茨城県立竜ヶ崎第二高等学校

　　　校長挨拶

　茨城県立竜ヶ崎第二高等学校のWebページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

　本校は大正5年（1916年）に龍ケ崎町立龍ケ崎女子技芸学校として創立され、昭和24年に現在の校名へと改称いたしました。今年度で創立110年を迎え、県内でも有数の歴史と伝統を誇る高等学校として、多くの皆様に支えられ、歩みを重ねてまいりました。これまでに21,000名を超える卒業生を社会に送り出し、地域の皆様からも厚いご信頼をいただいております。

　校訓は「自主・誠実・努力」。これは昭和57年に、当時の生徒たちの声を受けて制定されたものであり、その精神は今なお本校の教育の根幹として受け継がれています。生徒たちは、自ら考え行動する力を大切にし、誠実な姿勢で日々学びに向き合いながら、粘り強く努力を重ねています。また、地域の皆様のご理解とご支援のもと、校外での活動にも積極的に取り組んでおり、社会とのつながりを実感しながら成長しています。

　本校には、普通科・商業科・人間文化科の3学科が設置されており、それぞれの特色を生かした教育活動を展開しています。学科の枠を越えた学びや、地域と連携した探究活動「Myりゅうプロジェクト」などを通じて、生徒の主体性や協働する力、そして社会と関わる力を育んでいます。

　昨年度は、障害福祉サービス事業所との連携のもと、地元企業と協力した商品開発に取り組み、全国コロッケフェスティバルでは見事入賞を果たすなど、地域活性化に大きく貢献することができました。さらに、市内小学校におけるプログラミングの出前授業やミシン学習支援といった活動を通じて、地域社会とのつながりをさらに深めています。

　今年度も、地域の皆様をはじめ、市、大学、企業等との連携を一層深めながら、教育活動のさらなる充実を図ってまいります。

　これからも、子どもたちが自らの未来を思い描き、自己を大切にしながら、将来を見据えた学びを積み重ねていけるよう努めてまいります。保護者の皆様、同窓会関係者の皆様、地域の皆様、そして本Webページをご覧の皆様には、今後とも温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和７年４月

茨城県立竜ヶ崎第二高等学校　　

校長　箕輪　文子